合成皮革の良い点・悪い点【元テキスタイル営業マンが赤裸々に告白】

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

こんにちは、イツキです。

 

私は、元テキスタイル営業マンで合成皮革を扱うことが多くありました。

(テキスタイルとは生地のことです。)

 

合成皮革は、本革ではなく人工的に革に似せて作られた生地です。

身近なところだとバックや靴、家具などに使用されています。

 

私たちの生活に溶け込んでいる合成皮革ですが、良い点・悪い点があります。

テキスタイル営業の経験をもとに、合成皮革についてお伝えします。

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク

合成皮革の良い点・悪い点

 

まずは、合成皮革とはどういった生地なのか説明します。

合成皮革とは、本革に似せて作られた生地です。

 

表面は、ポリウレタンや塩ビの樹脂をコーティングして作られることが多いです。

 

また、合成皮革とは別に人工皮革という生地もあります。

 

合成皮革→基布(生地裏面)が織物や編み物で、樹脂層がのった生地。
人工皮革→基布が不織布で、樹脂層がのった生地。

 

合成皮革と人工皮革はよく分けられて考えられますが、人工皮革も一括りに合成皮革と呼ばれることもあります。

 

人工皮革はより革に近い構造で作られています。

技術の発展で本革と見分けがつかないくらい優れた生地です。

 

今回は、人工皮革も合成皮革の一部として捉え、良い点・悪い点をご紹介します。

 

合成皮革の良い点

 

それでは、合成皮革の良い点をご紹介します。

 

価格が安い

 

一概には言えませんが、比較的安く手に入れることができます。

そのため、その生地を使った製品はもちろん安く手に入れることができます。

 

バックや靴など、安い製品はほとんどが合皮で作られていると思います。

 

昔の合成皮革は、安かろう悪かろうでしたが、現在は技術の発展により生地のクオリティがかなり上がっています。

 

手入れがカンタン

 

合成皮革は、本革と違い手入れがカンタンです。

クリームなども塗る必要がなく、雨に濡れてもタオルで一拭きするくらいで大丈夫です。

 

手入れが面倒な人にはピッタリの生地です。

 

製品が作りやすい

 

これは作り手側の視点になりますが、合成皮革は製品が作りやすいです。

 

合成皮革は、決められた規格で生産されます。

例:110cm幅x25m巻き

 

本革と違い、個体差がなく決められたサイズで生産されるので非常に効率がよく製品を作ることができるのです。

 

人工皮革であれば、裁断もしやすく、生地の厚さも後加工で調整可能。

生地の厚さを調整する加工は、漉き加工と言われています。

製品を作る際に、厚さを調整できる人工皮革は非常に重宝されます。

 

近年は、表面もより革に近い合成皮革が作れるようになり、バックや靴などの製品に使いやすくなってきています。

 

合成皮革の悪い点

 

続いて、合成皮革の悪い点です。

 

数年で劣化する

 

合成皮革は、生産から3〜5年で表面が劣化し始めると言われています。

加水分解により、表面がボロボロになります。

 

生産してから3〜5年なので、実際に製品として手元に渡った時にはすでに劣化が進んでいる場合もあります。

 

しかし、最近では技術の進歩で長持ちする合成皮革も生産できるようになりました。

これからもっともっと良い合成皮革が開発されるのは間違いないでしょう。

 

合成皮革は湿気に弱く、劣化を助長させてしまいます。

保管場所には注意しましょう。

 

また、雨に濡れた場合はタオルで拭くようにしましょう。

 

本革のようなエイジングがない

 

人工的に作られた生地なので、本革のように革のエイジングは楽しめません。

 

「エイジング」とは、革が変化していくことです。

年月をかけて変化していく様子は、本革の醍醐味と言えます。

 

また、本革のエイジングは手入れなど面倒な作業も多いので、それがない合成皮革は逆にメリットとして捉える人も多いでしょう。

 

まだまだピンキリ

 

何度も言っていますが、近年の合成皮革の進化はすごいです。

 

ですが、テキスタイル業界に身を置いていた経験から言わせていただくと、正直まだまだクオリティーはピンキリです。

 

本当に見た目から機能面まで素晴らしい合皮は出てきていますが、低レベルの合成皮革もまだまだあります。

 

個人的な見解ですが、合成皮革を使用している安い製品は長持ちしないのを覚悟した方が良いでしょう。

 

合成皮革を使用した製品を購入する際は、少し気をつけた方が良いでしょう。

(特に安いものは覚悟しましょう。)

 

まとめ

 

近年、進化が目覚ましい合成皮革。

どんどんハイクオリティの合成皮革が世に出てきています。

 

また、人工的に作られるエコな生地であるのでこれからますます注目されるでしょう。

 

合成皮革の良い点、悪い点を理解した上で製品を選んで見ましょう。